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恵比寿の美容院 WEC Hair & Eyelash(ウェックヘアー アイラッシュ) ヘアカラーを得意とした美容院&マツエクサロンです
2015-08-12

ヘアカラーってなぜ抜けるの?~対策編~

最終更新 on 2019年5月21日 by Kenji WEC Hair

原理編

ここまでの2回でなぜカラーが抜けるのか?という原因を書いてきましたが、今回はその対策を書いていこうかと思います。

まず最初に伝えたいのは

ヘアカラーは必ず抜けます。

全く抜けないでずっと同じ色、というのはあり得ません。個人的な意見としては抜けていく過程も楽しんでもらいたいと思っています。

しっかりしたカラーをしていれば抜けても嫌な色にならなくしたりもできます。

でもせっかく染めたなら長くもたせたいのもよくわかります。

ではヘアカラーを抜けにくくするにはどうしたらいいでしょうか?

髪のPHを正常な値に戻そう!!

本来の髪のPHは4.5~5.5です。カラー後は9前後になっていることが多いです。

このアルカリに寄った髪を弱酸性に素早く戻すのが重要になります。このときに普段使っているシャンプーをカラー用シャンプーに変えることでPhを正常の弱酸性に素早く戻すことができます。

ちなみに石鹸シャンプーはPH9前後ですので、先ほど言った髪の状態を弱酸性に戻すことができません。日にちが経ってもずっと同じPHの状態になってしまうのでカラー後に石鹸シャンプーをお使いの場合は色がすぐ抜ける原因になっていたりしますのでご注意ください。

あと炭酸系は酸性ではあるのですが、PHを急激に弱酸性側に戻すことは出来ないそうです。それでもカラー後の髪には収れん作用もありおススメです。

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高温のアイロンでのセットは髪に負担もかけるし、ヘアカラーも出やすくなります

実は高い温度というのはヘアカラーの天敵なのです。せっかく髪を染めた後に高温のアイロンでセットするのはヘアカラーの流出を早くさせてしまいます。

出来れば150℃以下の温度での使用をお勧めします。(150℃で全くカラーが出ないかと言われれば多少が抜けてしまいます…)

180℃の熱で短い時間で髪に形を付けるのと150℃の熱で少し時間をかけて形を付けるのであれば150℃のほうが圧倒的に髪に負担が少ないです。

 

カラーとパーマはどっちが先?

ヘアカラーを長持ちさせたい場合は出来ればパーマを先にかけて一週間以上間をあけることをお勧めします。

やはり、カラー後、パーマ後は髪が安定していません。パーマ、カラーをお互いに長持ちさせたい場合は一週間は空けることをお勧めします。

注)パーマは毛先にかけることが多く、カラーは根本の伸びてきたところのみを染めるケースの場合はお互いにあまり干渉しないのでそこまで間を空けなくても大丈夫な場合もあります。

UV対策も忘れずに!!

春から夏にかけては紫外線によってヘアカラーが抜けることもあります。

肌同様に髪にも同じくらいの紫外線が当たっています。最近は髪用の日焼け止めもありますので紫外線対策も十分にしてください。

 

以上の4つを注意することでヘアカラーの色持ちを変えることができます。

ぜひお試しください!!


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