フリーランスで働きたい美容師さんへ 1
最終更新 on 2017年2月26日 by Kenji WEC Hair
最近フリーランス美容師として働きたいというかたが多いのではないでしょうか。
実際にWEC Hairにも見学で来る方は多数います。聞かれることもいろいろあるので自分自身の経験上、WEC Hairで働くフリーランスの美容師を見ていてわかったことを色々書いていきたいと思います。
・そもそもフリーランスってどんな感じで働いているの?
フリーランスって言葉って憧れますよね!!なんか自由っぽいじゃないですか。好きな時に出勤してお客様を施術して終わったら片付けをして帰る。朝礼も終礼もないし、前の日が飲み会だったら次の日の午前中は休めばいい…
夜の予約がないときは早くに上がって友達と飲みに行けるしね。
って思っている方はフリーランスで働かないほうがいいと思います。
基本的には僕ら美容師の仕事はお客様がいないと仕事がないわけですから、自分都合で仕事ができるのではなくお客様が来ていただいて初めて仕事が成り立ちます。
あるお客様が夜遅くに突然明日の午前の予定がキャンセルになって空いたとします。ちょうど髪も切りたくなったので担当の美容師さんにメールで連絡します。
この時間を夜10時だとしましょう。
その時にあなたは友達と飲んでいたとします。明日は午前中に予約が入ってなくて1時に店に行けばいいからね、と。
そんなときにお客様から「突然でスイマセン。明日の午前中にカットのお願いできますか?」とメールが来ます。
ここでの判断は美容師それぞれで違うでしょうか?
だいたいの美容師だったらお客様の希望をかなえたいわけですから「○○さん、こんばんは。大丈夫です!!ちょうど空いてました!」と答えますよね。
そしてお店に連絡をして午前中に予約が取れるか確認して、予約を入れておいてもらいます。
飲んでいるときにね。忘れずにめざましも変えておかないといけないですね。
フリーランスで仕事をするというのはこういうことなんです。サロンで雇われているときは営業時間だけ働けばいいんです。言われた練習をしたりすればいいんです。
でもフリーランスっていうのは顧客から連絡があったらどんな時間でも対応しますし、希望を叶えないといけないんです。
結構自分の都合通りお客様が来てくれることはないんですよ。
午前中に一名予約が入っていて、次の予約が夕方6時から… こういうときもありますしね。
ちなみにWEC Hairの控室は狭いのでずっといることはできません。みんな外に出ていきます。お店で働いていたら何か店のことをしていればいいんですけどフリーランスだったらお店のことはしないですけど暇のつぶし方がたまに大変になったりします。暇疲れですね。
こんなこともあるんですよ。