2014-01-19
カラーリング後に明るくなやすい髪となりにくい髪 ~原因編~
最終更新 on 2014年1月20日 by Kenji WEC Hair
っていうのがあるんです。
とある2名の髪に全く同じカラー剤を塗布して全く同じ時間放置してカラーリングをしたとします。
この場合、髪を染めた条件(薬剤、時間)は一緒なわけだから二人とも同じ髪の色になる… っていうことはないんです。
二人の髪の中にある色素のベース(構成)が違うので全く同じ色になることはありません。 髪が持つ色素とヘアカラーの色素が混ざって初めてヘアカラーになるわけです。
そこで前に書いたように赤くなりやすい髪、黄色くなりやすい髪っていうのがあるんですよね。
今回はそのカラーリング後の話。
染めた後に数日後にすごい明るくなってしまう人、染めてから色の明るさがあまり変わらない人っていうのがあります。 明るくなりやすい人は希望の明るさに染めてしまうとすぐに予想より明るくなってしまって会社、学校などで言われてしまった…なんて経験があったりすると思います。
そういう方は希望の明るさより暗めに染めて数日後にちょうど良くなったりします。 反対にカラーリング後に明るくなりにくい髪、というのは基本的に髪が強くて「染まりが悪い」髪だったりします。
ヘアカラーっていうのは髪の色素を抜いて(脱染)から髪の中に染料を入れているわけですが、その染料というのはシャンプーのたびに徐々に抜けていきます。
カラーリング後に明るくなるというのはその染料が抜けて色素を抜いた状態になってしまっているわけです。
色素が抜けやすい人=カラーリング後に明るくなりやすい人というわけなのですが、社会的に髪が明るくなっては困る人もいるわけです。
明るくなりにくい人というのはあまり悩みがないと思いますので明るくなりやすい人の対応策を次回書いていきます。
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