アッシュアンダー系なアッシュな色の作り方part1
最終更新 on 2026年3月1日 by Kenji WEC Hair
前回の記事からだいぶ時間が立ってしまいましたが、アッシュな話を。
髪の持つ色素の違い
上記のブログに書いたように、髪そのものが持つ色素は人によって違います。なので同じヘアカラーを使っても人によって色の出方が変わります。これがとても重要であり大変なことでして、人の持つ髪の色素や、前のヘアカラーの褪色を考えて色を調合する必要があります。
そしてアッシュという色はメーカーによって色素の中身が結構違うのでそれに合わせてることも重要… ヘアカラーって大変なんですよ。アッシュの説明はこちらをご覧ください
Ashっぽい色
ASH(アッシュ)=灰色なのに髪を染める為のアッシュカラーは灰色じゃないっていう話は上記のブログにありますがもう一度視点を変えてみようと思います。
英語の単語としては認められていない(俗語?)けど通じる英語なんですが、アッシュっぽい色の事を
Ashy (アッシィー)
ということがあります。アッシュっぽいからAshy。語尾にyをつけると○○系ってなる感じですかね? 白人の方を金髪にするときにカウンセリングでどのようなブロンドにするか?という話は必ずします。
どのようなブロンド… 言葉じゃ伝えにくいのですが茶色で言うと「赤っぽい茶色」「黄色っぽい茶色」と言ったら想像がつくと思いますが、同じような感じで「アッシュっぽいブロンド」と「ゴールドよりのブロンド」って言うのがあります。
他からお借りしてきましたがこの2つのブロンドの色が違うのがわかると思います。
左がアッシュっぽいブロンドで右がゴールドっぽいブロンドです。
ほとんどの髪の場合で明るくしていくと黄色が強くなる傾向があります。その黄色をなくすために反対の色、通称補色と言われる青色を入れて白っぽい色に近づけていくわけです。
補色の量、バランス
ですが、よく考えてみると絵の具で黄色と青を同じ割合で足すと何色になりますか?…
わかると思いますが緑になります。これって髪を染めるときになってしまうケースがあります。
ヘアカラーをアッシュにしようとしたら緑になっちゃった…
2026年、いまだにこの失敗でこのブログを見つけていただける方が多いです。これは「色の強さ」に差があるからそういう結果になるのです。
色の強さ?
色には強さがあって、極端な話黒ってどんなものに重ねて塗っても黒くなりませんか? 逆に白は上に重ねても下の色が透けてしまう… これが色の強さです。でこの色の強さを考えて色を配色するのがヘアカラーではとても重要です。
赤っぽいオレンジ色に抜けた髪をアッシュっぽい色にしたいときは、赤を消したいので濃い青緑色を足すと、アッシュっぽい色になります
黄色くなりやすい髪をアッシュにしたいときに濃い青を足すと… 青が強すぎて青緑っぽい色になってしまいます
原色である黄色と青では「色の強さ」が青のほうが強いので黄色に打ち勝ってしまい青に寄ってしまうわけです。その元の色素の赤い色や黄色い色素に合った「適切な量」の青を足すことでアッシュっぽい色味になるわけです。
絵の具があったら試してもらいたいのですが黄色にほんのちょっと青を足すとパールっぽい白になりますよ。こういうのが「適切な量」で、この調整が難しいのでヘアカラー剤の中の色素の量を考えて調合する必要があります
続きはパート2で!!











