ベルリンの変化
最終更新 on 2013年6月20日 by Kenji WEC Hair
人生で初めて行った海外旅行はドイツの首都ベルリンでした。
正確にいうと初めて降り立った海外の地はトランジットで寄ったモスクワです。
モスクワの話はいつか。
18の頃にいとこがベルリンに研究のために住んでいたので飛行機代だけで行けるじゃんって事で行ったのがドイツのベルリン。
初めての飛行機、初めての海外、初めての一人旅、初めて言葉の通じない国…
こんなことをしてしまったから、その後数年間海外で生活していたのかと納得する部分ではあると思います。
それはそれはとても刺激的でして、18の少年には全てがひっくり返るような出来事ばかりでした。
ベルリンの壁が崩壊が89年で、自分が旅行したのは99年でしたのでちょうど10年後。
住んでいる従兄弟に言われていたのは東側にはあまり行かないほうがいいよ、と。言われれば行きたくなるのが若い子なわけで。
10年経っているのでさすがに色々変わっているんだろうと思っていたのですが、そんなことはなく見事にまだ見ることが出来た旧共産地区。
道はデコボコ、電柱(西ベルリンにはなくて東ベルリンにはあった)にはネオナチのお尋ね者の写真。不思議と重たい空気。
見てはいけないもの…というよりも、もしかしたらこの先絶対に見れなんじゃないかというような風景でした。
その後2007年にも旅行でベルリンへは行っているのですが、その時はもうちょっと綺麗になっていました。
西と東の差が減った感じで、雰囲気は明るくなった感じ。統一から20年くらいかかって変わったんだな、と。
で、ちょっとネットで調べ物をしてたら出てきたのが東ベルリンの風景の変化を物語る写真達。
ちょっとお借りしますと、
1991年のこの風景が
2003年には
こうなっていたり。
上の写真だったら絶対に入ってはいけないような路地ですが、下の写真ではお洒落なカフェまで出来てしまっています。
そんな写真がたくさんあるのがこちら
http://izismile.com/2012/03/15/astonishing_east_german_renovation_36_pics.html
自分が行った土地の中でベスト3に入るベルリン。また時間があったら行ってみたいものです。