フリーランススタイリストが増えたらそれをビジネスにする人達はいるんだよね
最終更新 on 2016年9月1日 by Kenji WEC Hair
2回続けてタイトルが長いですね。
前回からの続きでして、フリーランススタイリスト(面貸し美容師)が増えてきているという事なのですが、この面貸し美容師って言葉、美容師以外の方が知ったのはいつからでしょうかね?多分最近の事だと思います。
美容師の中では知っていたことでも一般の方が見るようになったのはここ数年なのではないでしょうか?それだけフリーランスの美容師が増えて来た結果にもなります。
で、
増えた結果、どうなるかといいますとここにビジネスチャンスを考える人はいるんです。
何言っているのかわからないかもしれませんがこれをビジネスにしようとする人はいるんです。
そんな人の仕事をかっさらうような会社… いや失礼、ハイエナみたいな会社のうち2社からすでに連絡を受けています。
フリーランスのいるサロンからヒヤリングしたいという会社から連絡が来て詳細を送ってもらったら、うちは納得する形じゃないし賛同するサロンはないと思うけどヒヤリングに来てもいいよって行ったら連絡がなくなった会社、もう一社は美容師さんがどこでも仕事ができるようにサロンを登録してもらって、そこにスタイリストも登録してもらって使いたい時間と空いてる席がマッチしたらそこを使わせてもらう感じでやりたいという会社。うーんなんだろ今流行りのairbnbみたいだな… それで行きたいところで仕事できたらいいよねぇ~。
でも、ちょっと待って!!二つだけ言わせて!!
まったく知らない美容師にサロンにいてもらいたい美容院のオーナーってそんなにいるの?!
あと、初めて働く美容院で100%の力出せる美容師、一人もいないから!!
もちろん両社とも美容師が働いているわけじゃないIT系とか広告系の会社です。はたから見たら美容師さんってなんでも出来てるイメージかもしれませんが初めての店だったら大体テンパるわ。マジ無理だから。あとうちは基本的に社会的常識がない美容師は断ってます。結構いるんです社会的常識がない美容師は。
あとお客さんからしても予約の際にそのスタイリストに連絡して、明日髪切ってもらえますか?って聞いたときに切ってもらう場所がわからない美容師って信用できるんですか?
そんなにどこにいるか分からないスナフキンみたいのがみんな好きなんですかね?
詳細はまだ聞いてないんですが、美容師が考えて動くよりも先に他の業種からこちらの世界に入ってくるってことはそれなりにチャンスだと思われているんでしょうね。
言葉悪いですが前回書いた古い習慣にこだわっている美容院はだんだん時代に追いつかなくなってくるかもしれないですね。
もしこれを見ている美容院のオーナーさんでスタッフが最近減って土日でも席が余っている状況のサロンがあったら今すぐにでも登録するのはいいかもしれません。自分でシステムを構築しなくてもフリーランススタイリストが席を使ってくれますからね。
席がある以上常に埋まっているほうが良いに決まってますから。ご希望があれば会社名はお伝えします。
けど、こういうので他業種から入ってくるとつい思っちゃうんですが…
君たちが面貸しサロンつくればよくない?
リスクを減らして上手くやっていこうとする感じがするから苦手なんだよなぁ… そんなに世の中上手くいかないって。