フリーランスで働きたい美容師さんへ 2
最終更新 on 2015年5月1日 by Kenji WEC Hair
パート1からの続きです。
前回の話はフリーランスでやりたいという人がいたときに必ず伝えます。
あともう一つ僕はフリーランスで働いてもらうときにはFree under the ruleだと伝えています。
・フリーランスで働くっていうのは自由なんでしょ?
フリーランス(面貸し美容師)だからってなんでも自由にやっていいというわけではないのです。少なくともサロンのルールは守ってもらっています。どのクロスを使うというのはもちろん、片付けもしっかりやってもらいます。サロンで雇われていたらアシスタントがやっていたことは全部自分でやります。
カラーのカップはカラーシャンプーをする前に必ず片づけてもらいます。
ん?すぐ流したいからそんな時間がない?
それは自分で時間をコントロールできていない下手な美容師さんのいいわけです。パーマだって流す前にロッドも洗えます。
仕事を見ていて自分の周りがきれいなままでいる美容師、クロスを汚さずに仕事ができる人というのは仕事もうまいですし、お客様も多い美容師さんです。自分のイメージ通りの時間で仕事が出来ていると仕上がりもイメージ通りになりますよ。
一般の方も美容師を見極めるのに参考にしてみてはいかがでしょうか?
あとは次の時間に別のスタッフのお客様の予約が入っていたらその時間までに必ず終えてもらいます。他のスタッフ、そのお客様を待たせることは絶対にできません。お客様が遅刻したら施術を削るしかないのです。
席が空いていたら対応できますが席には限りがありますのでそういうことは起きるケースがあります。
あ、でも店のルールを守って綺麗に使ってくれる美容師さんはもちろん自由に使っていいですよ。
Free under the ruleってこういうことです
アシスタントをたくさん抱えて仕事をしていたスタイリストは片づけるタイミングとかを知らずに働いていたりするから、いざ一人で仕事をするとごちゃごちゃになってしまう、というケースになったりしますよ。