ノンシリコンとカラーリングの関係
最終更新 on 2013年4月8日 by Kenji WEC Hair
最近良く聞くようになったノンシリコンシャンプー。
それについては前回も書いたとおりです。
http://wecweb.jp/blog/nonsilicone201302/
「最近痛みが気になるからノンシリコンシャンプーを使うようにしたんです」
とたまに聞きますが、その使い方はあまりオススメ出来ません。
ダメージがある程度有る髪であればシリコンの入ったシャンプーのほうが手触りが良くなります。
で、あとノンシリコンシャンプーとカラーリングの関係ですが、普段ノンシリコンシャンプーを使っているからカラーリングが早く入る、色のもちが良い、痛まない、ということはないんです。
今までの経験上シリコンが髪に付着していてカラーが入らなくなったこともないです。むしろカラーの際にクシが通らない髪などにはごくごく微量のシリコンを髪につけてカラーをしたり、稀ですが、カラー剤に混ぜたりもします。
あとカラーをした後に軋む場合は前に書きましたが、他の方法で無くす必要があります。
http://wecweb.jp/blog/nonsilicone201302/
カラーが染まらなかった経験がある方は髪質に合わせて薬剤を選んでいなかったことが一番大きいです。シリコンが理由になることはかなり低い可能性だと思います。
シリコンをひとつ取っても薬剤は薬剤なんです。適材適所に選んで使えば髪への負担が減るし、むしろ良くすることが可能です。
余談ですが、シャンプー、トリートメントに関しては値段に比例して髪にいいものが入っていると思ってください。
値段が高い商品には髪にいいものがたくさん入っています。
中には髪をまとめるためにしっとりさせるために保湿成分がたくさん入っているシャンプー、トリートメントがあります。そのようなものは髪がペッタンコになりやすい方が使用するとさらにボリュームが出なくなるので向きません。
これもご自身の髪にあっったものを見つけていただければと思います。