ホームカラーと美容院でのヘアカラーの違い
最終更新 on 2016年4月27日 by Kenji WEC Hair
そういえばこれを書いていなかった。
ホームカラーと美容院でやるヘアカラーは違うのか?
違うといえば違うのですが、その「違い」と「一緒」の部分を書いていきます。
まずは「一緒」から。
はっきり言いますと、製造メーカーは一緒です。
HOYU様、マンダム様、いつもお世話になっておりますm(_ _)m
原理も一緒です。
前に書いたように、両方共2つの薬を混ぜて「髪の毛の色素を抜いて染料を入れる」作用をしているヘアカラーです。
ですが、ホームカラーのほうが痛みます。「違い」を書いていきますと
・ホームカラーのほうが痛む
・ホームカラーは自分で染めることになる
・ホームカラーは自分の髪に適した明るさのカラー剤をあまり選べない
・何色かを混ぜにくい
・プロの目がない
ですかね。
なぜ痛むのか? 基本的にホームカラーは美容院で使用するカラー剤よりしっかり染めるために薬剤が強くなるように調整されています。
これは市販のカラー剤を使って髪が染まらなかったらクレームなるからです。
ここで「プロの目」が重要になってくるのです。
人の髪質というのは本当に十人十色なんです。同じ薬で15分おいたらしっかり染まる髪と、30分置いても全然染まらない髪。こういうのはよくあることなんです。
その髪の違いを見分けてカラー剤を配合して染めるから「最小限のダメージ」で抑えられるのです。
ですがホームカラーでは自分自身でカラー剤を選ばないといけません。その人の髪が細くても太くてもその買った一つのカラー剤でサンプルの明るさにしないといけないんです。
なのでカラー剤が強くなり、それで痛みが増える。ということなのです。
あと自分で染める以上、必要のないところに薬がついたりします。根本の伸びていているところだけを染めたかったのに毛先にカラー剤がついてしまった。これもダメージの原因です。
思ったよりも明るくなった… これは薬が髪に対して強かった可能性もありますのでダメージになります。
逆説ですが、ホームカラーでも
髪にあった適切な色を選び、美容師がカラーを塗って、適切な時間をおいたらどうなるのか?
もし使い方が正しかったら「最小限のダメージ」で済んでしっかりカラーを染めることができます。
ですがWEC Hairにある約80種類ほどのカラー剤は中身を把握していますがホームカラーの中身は試したことがないのでほとんどわかりません。
自分の知識の中にないカラー剤を使用することは失敗の原因になるのであまりやりたくはないですね。
髪質を見分けて、適したカラーを選ぶ「プロの目」というのはヘアカラーに重要なんですよ☆