その色って何色なの?アッシュ編
最終更新 on 2018年6月12日 by Kenji WEC Hair
言葉で聞いてもよくわからない色ってないですか?
ヘアカラーでもよく使われているけどわからない色ってあると思います。
「アッシュ」、「マット」ってなに?「カッパー」ってオレンジと違うの?
色というのは視覚に入ってきたものを口で伝えているのに、あくまでもイメージなので人それぞれそのイメージが変わると思います。
一言で「赤」といっても赤ワインの色と消防車の色は同じ赤でも違うわけです。
ヘアカラーでよく使われる言葉で「アッシュ」ってありますが「灰色っぽい」色をイメージされると思います。
こんな感じの色を想像されるでしょうか?
実際にこの色で髪を染めると、ほとんどアッシュ系の色味になることはありません。
その理由は「今の状態の髪の毛の色の上に色をのせる」からです。
元々の髪の色が
こういう茶色の上に乗せると上記の灰色っぽい「アッシュ」ではほとんど色を感じることが出来なく、この茶色が色として勝ってしまいます。
で
こちらの茶色の上に灰色っぽい「アッシュ」のせるといい感じにくすんだアッシュブラウンになります。
これが前回書いた記事の髪の元々持っている色素に合わせてアッシュを作る につながるわけです。
このアッシュという色は非常に大まかすぎましてカラーメーカーによって全然違ったりします。
なのでWEC Hairでは3種類の異なる「アッシュ」と上記の灰色っぽい「アッシュ」は「モノトーン」としてを使っています
と、最初の灰色は「モノトーン」として使用しています。
なぜ使い分けるか、という話なのですが、元々髪が持っている色素が違うので希望の「アッシュ」をヘアカタログなんかで見つけてもらった時に上手く色を出すことが出来ないことがあるからです。
それくらいにヘカアラーの「アッシュ」という色は定義が曖昧なのです。
それと同時に髪が持つ元々の色味は本当に十人十色。皆さん違うので素材に合わせてこちらの色の配合を変える必要があるのです。
難しい話ですいませんm(__)m
次回に続きます
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2013年10月
アッシュって髪の色に関して追記をしました。
http://wecweb.jp/blog/likeahsunder/
http://wecweb.jp/blog/likeashunderpaer2/
ちょっとむずかしい話ですが「経験ある!!」って思ってもらえたらと思います。
美容師さんも見たほうがいいですよ。